筋肉も資金も大きくしたい

資産状況をまとめます。あと野球と筋肉の話も。

キューバの野球

キューバという国についてです。

 ラテンアメリカにあり、社会主義国です。首都はハバナ、人口1100万人、面積は世界103位という大きさです。経済については発表していませんが、アメリカによると1人あたり月収が15ドル程度らしいです。

〇本題のキューバの野球事情についてです。

 かつてはアマチュア最強など言われていたキューバですけど、現在はどうなのか。

 キューバでは、1800年代から野球が伝わってきていて、盛んに行われていました。第二次世界大戦まではアメリカにも選手を派遣するなどありましたが、キューバ革命からは完全に国内のみという形で現在のリーグが誕生しました。

 リーグは国内に16チームで行われ、12月から4月までシーズンが行われています。国際大会などあるときは、柔軟に対応しているのが特徴です。社会主義国家のため選手は全員が国家公務員という扱いです。給料は日本円で2,3万円程度だそうです。

 選手が使用しているボールなんかもボロボロです。物資が不足しているのが現状でしょう。チケットの入場料も、日本円で換算すると4円とかで入れるそうです。そういった現状を踏まえての外貨を獲得するための手段としてできたのが海外への選手を派遣する。

〇海外への選手の派遣

 2013年から選手を海外に派遣できるようになりました。優秀で国家への貢献が高い選手を、選手が望むならOKという形をとり、2014年から実際に選手の派遣を行っています。現在日本でも活躍する、デスパイネ選手がメキシコ、2人の選手がイタリアを皮切りに、日本へも来ました。第一号はフレデリクセペダ選手が巨人へ。

〇亡命問題

 今までに100人ほど亡命をしているそうです。2000年の後半あたりから凄い勢いで亡命しています。有名な選手でいえば、世界最速球速のチャップマンなどたくさんいます。2019年のメジャーのホームラン王、打点王、新人王も亡命した選手です。また日本でも1シーズン在籍したグリエル選手もいます。亡命しなくても選手をメジャーへ移籍できるように協定を結んだのですが、トランプ大統領が却下したため無理そうです。だからこれからも亡命は無くならないのではないかと思います。

〇国際大会では

 現状とても弱くなっています。プレミア12ではほとんど30代後半などで選手がいません。亡命の影響がでかいようです。これだけの選手がいなくなれば当然ですが・・

 

 かつては国際大会での強さが、すごいと思わされましたし、パワプロ99での強さなど凄まじいイメージがあったので現在の姿は悲しくなります。キューバ国内でも野球の人気が陰ってきているようで、子供はサッカーで遊んでいる姿が多くなっています。野球界の発展のために必ず中南米の国は必要です。キューバだけではなく、ベネゼエラも国が荒れて野球どころではないようですし、野球界が発展できるように国際大会などで関心を持てるようにしてほしいです。