野球本の紹介② マネーボール
今回紹介するのは、「マネーボール」です。映画にもなっている有名な作品です。
メジャーリーグの球団、アスレチックスのGMビリービーンがいかにしてお金を使わずにして強くしたかが書かれています。
当時はセイバーメトリクスが知られていないため、選手の価値は打率や本塁打、盗塁などでしか評価されていませんでした。しかしアスレチックスが目をつけたのは出塁率。とにかくこれを大事にしていました。ポジションも関係ない。バントだってやられたら確実に1塁でアウトにするなどのやり方をしていました。結果、アメリカンリーグの連勝記録を作るなどしてリーグ優勝をするという話です。
簡単に書くとこんな感じです。内容はわかりやすいです。周りのチームのGMが無能な感じで書かれています。それはわかりやすくするためにしょうがないですね。
正直なところ私自身この本を読むまでは、出塁率の価値なんて考えたことがありませんでした。今では様々な指標をチェックしますが、この本を読まなかったら興味を持っていなかったかもしれません。今でこそOPSは一般的になっていますので、この本の功績は大きいですね。是非一度読んでほしいと思います。