高校野球の日程を考える

甲子園での投手の酷使が問題になっていますが、日程の改善が先だと思っています。現在の主な日程としては、県予選は６月下旬から７月下旬まで行うのが一般的な日程です。もう少し早い日程からスタートしてできる限り負担を少なくしてあげたいと思うのです。基本的には土日に絞って１週間に１試合にしていくのがベストだと思います。高校野球では春季大会もありますが、正直なくしてもあまり問題ないと思います。春季大会にかけているなんて話は聞いたことがありません。県予選はこれでかなり負担が軽くなると思います。

甲子園の日程ですが、１回戦から２回戦の間は５日ほど休養日がとれるのに対して、準々決勝からはほとんど休養がないのが多くなってしまいます。１回戦から日程を詰め込むことで少しは休養日を持つことができると思うのです。現在は朝の８時開始から４試合行うのが基本です。それを１時間開始を早めて５試合できないのかと考えます。グランドキーパーの方々は大変ですがそれしか大幅な日程変更を行わないなら難しいと思います。朝が早すぎて大変ですし、５試合目は前の試合が長引いた場合２１時を過ぎることもあるかもしれません。応援団など大変だと思いますが、投手の酷使を考えるとこれしかないと思います。２回戦までは日程を詰めることで余裕ができた分を準々決勝以降の休養日に充てれば連投ばかりは避けることができるかと。球数制限への思いは別の機会に書きたいと思いますが、選手は球数制限で敗退は後悔が残ると思うんです。だから日程を考え直す時にきていると思います。